• 【レンズレビュー】14mm広角の世界で僕が惚れた一本

    どうも、ワイドスコスコ侍のムロヤです。

    今日は、僕が愛してやまない“14mmたん”について、全力で語らせてください。最近もMy使用率ランキング第2位に食い込んできてる、まさに現場の常連。
    撮影現場ではこの子がいてくれるだけで安心感があるし、何より描写がエグい。そんな14mmの惚気話、聞いていってください。


    描写・解像・歪み・色、どれも優秀

    この14mm、なぜ僕が推すのか。理由は大きく3つ。

    • 圧倒的な描写力
    • 軽さ
    • 歪みの少なさ

    解像感はマジでビシビシ来ます。F8あたりが一番描写が安定するんですけど、F1.8でも周辺光量落ちは気になるほどじゃない。このコンパクトなサイズ感でこの画質、正直「おかしいだろ」ってレベル。

    一番びっくりしたのが歪みの少なさですね。広角でここまで自然なライン出せるのはほんとすごい。パッと見「これ何ミリ?」って思うくらいナチュラルな描写してくれる。

    ちなみに、僕は他に16-35mmや15mm Gも持ってますが、正直最近はワイド=この14mm一択です。それくらい信頼してる。


    フィルターワーク問題、どうしてる?

    まず最初に皆さん気になるであろうフィルターワークの話から。

    このレンズ、魚眼っぽい前玉形状のせいで円形フィルターがつけられないんです。これ、初めて使う人は絶対戸惑うと思う。

    で、僕が辿り着いたのが角形フィルターのフォルダーシステム。これがめっちゃ優秀で、最大3枚までフィルターを重ねてもギリ蹴られない。

    もともとマットボックス派だった僕としては、角形フィルターはすでに持ってたのでそのまま流用できたんですが、初めての人はちょっと初期投資が必要かも。でも、魚眼ライクな広角レンズでフィルター運用できるってだけでアツいっす。

    ワイドこそCPLが使いたいのに使えないじゃん!そんなあなたに角形フィルター(イケボ)

    動画でゴリゴリワーク付けんのにND付けれへんやん!そんなあなたに角形フィルター(イケボ)

    開放で撮りたn(ry そんなあなたに角形フィルター(イケボ)

    NISIとKANIさんがそれぞれ14mm用のフォルダーを作ってるんですが個人的にはKANIさんを使っています最大3枚まで拡張することが出来る所に惹かれました。

    ・ND

    ・CPL

    ・Diffusion


    ワイドの使いどころ、現場ではこう使ってる

    僕は広告系の撮影がメインなんですが、環境の全景カットや、差し込み絵としての映像素材などでワイドを使うことが多いです。

    あとこのレンズ、めっちゃ寄れるんで、被写体に寄って躍動感を出したいカットにもすごく向いてる。特にキラーカットの演出にめちゃくちゃ使えるので、演出の幅を広げてくれるんですよね。

    最近はSNS時代の影響で、情報量の多い画=刺さる画として求められてる傾向があるから、マーケティング視点でも持ってて損しないレンズだと思います。


    気になる点、そして結論

    正直、大きなデメリットはないです。ただ、細かく言えば:

    • 若干のフォーカスブリージング
    • 開放時の周辺光量落ち

    この辺はあるにはあるけど、それを補って余りある描写性能とビルドクオリティなので、僕は全然気にしてないですね。


    最後にひとこと

    そんな感じで、今回は僕の中で稼働率No.1に近い14mmたんについて語らせてもらいました。

    撮影した素材もアップしてるので、よかったら見てみてください!
    また最近稼働率高いレンズ紹介するので、ぜひまた見に来てね!

    バイバイ〜〜👋

  • 「最新だけが正義じゃない。SONY 24-70 F2.8 初代とII型の間にある“色”の話」

    どうも。現場歴8年、映像の中毒者ムロヤです。
    今日は、久々にちょっと真面目なレンズ談義を。

    テーマは**「SONY 24-70mm F2.8 GM 初代 vs II型」
    スペックや重量差の話はもう出尽くしてるので、今日は
    “写りの話”**を中心に、僕なりの感覚で掘ってみたいと思います。


    ■ II型はすごい。だけど、“良さ”はスペックだけじゃない。

    まず前提として、II型はすごいです。
    軽い、速い、シャープ。リニアモーターでAF爆速。開放からビシビシ解像する。

    でも、僕が初代を手放せなかった理由がひとつある。

    それは**「あの写りの雰囲気」
    ちょっとだけ収差があって、黒が締まりきらない瞬間があって、それが逆に
    “昔のSONYらしい湿度感”**を出してくれる。

    いまのレンズって、どれも写りが“優等生”すぎる。
    正直、どれで撮っても似たようなルックになりがちなんですよね。


    ■ 「自分の色」って、いつから見失ったんだろう?

    今の時代、どんな現場でも“最高スペック機材”が求められる風潮がある。
    クライアントも「4K?6K?RAWで撮れるの?」みたいな顔をしてくる。

    でも本当に大事なのって、**「その映像に、自分の意思があるかどうか」**だと思うんです。

    僕が初代のGMレンズに惹かれるのは、
    あのちょっとクセのある色味、滲み方に“個性”を感じるから。
    量産型じゃない、自分だけの色を引き出してくれるから。

    実際、海外の監督やDP(撮影監督)って、未だにオールドレンズ使ってるんですよ。
    ライカRとか、Canon FD、時にはクセだらけのヴィンテージレンズを、ARRIに無理やり付けて「こっちのほうが映画っぽい」って平気で言う。


    ■ まだツァイスの50mmプラナーで撮ってる人がいるって話

    現場でたまに見るんです。
    α7シリーズにCarl Zeissの50mm Planar付けてる方。

    僕の先輩もその一人で、撮影現場でたまたま一緒になった時に、なんで重たいのに

    ツアイスなんすか?と聞いてみると「みんな一緒やからおもんあいねん」

    その先輩はmm数事に雰囲気を作り込んでおり、mm数に合わせてレンズのメーカーを変えており

    雰囲気をレンズ毎に変えて作っていた・・・。

    一見すると「非効率」だけど、あの人たちは“自分の色”をわかってるんですよね。
    “シャープじゃないけどエモい”とか、“ちょっと歪んでるけど人間っぽい”とか。

    僕も最近ようやく分かってきました。
    最新が一番良いとは限らないってこと。


    ■ 結論:II型を選ぶなら「効率」。初代を選ぶなら「美意識」。

    映像は、目的によって正解が変わります。

    • 現場をスピーディに回したい人、業務で戦う人には、II型は最高の相棒です。
    • でも、自分の色を突き詰めたい人、作品としての映像を撮りたい人には、初代にもまだまだ価値がある。

    どっちを選んでも正解。でも「自分がなぜそれを選ぶのか」を忘れちゃいけない。


    最新に振り回されるな。自分の色を見失うな。
    そんな話でした。

    次はプライムレンズの話でもしましょうか。

  • 絵コンテは、ただの下描きじゃない。

    こんにちは。映像ディレクターのムロヤです。
    今日は「絵コンテ」の話を少し。


    絵コンテって、実はお客様をワクワクさせるツール

    「絵コンテ」と聞くと、撮影の準備用、スタッフとの共有資料、みたいなイメージが強いかもしれません。
    でも僕は、**お客様をワクワクさせるための“営業ツール”**として、絵コンテを使っています。

    実際、「この絵、わざわざ描いてくれたんですね…!」ってリアクション、何度ももらってきました。
    やっぱり人間、手描きの温度感って伝わるんですよね。


    撮影より、絵コンテが勝負の場だったりする

    「絵コンテが作れないディレクターは、撮影でしか勝負できない」
    そんな言い方をする人もいます。

    逆に言えば、絵コンテで勝負できると、撮影前にもう勝ててる
    現場に行く前に、お客さんと同じ絵を見て、同じ未来をイメージできる。
    だからこそ、僕は撮影以上に、絵コンテに魂を込めてます。


    手描き、最強説

    最近、僕の中で強く実感しているのが
    「写真ベース → 手描き絵コンテ」に変えたら、案件の通りが良くなったという事実。

    特に海外案件では効果が顕著で、「アナログ感がいい」とか「誠意を感じる」といったフィードバックをもらうことが増えました。

    お客様も人間なんです。
    「私たちのために、わざわざ描いてくれた」
    その気持ちが伝わるだけで、距離ってぐっと縮まります。


    作家脳を持とう

    セミナーでもよく言うのですが、
    これから求められるのは**「作家脳」で提案できるディレクター**です。

    ただ「撮ります」じゃなくて、
    「こういう演出が面白いと思う」「このシーンにはこの感情を入れたい」といった発想ができる人

    その一歩目が、絵コンテなんです。


    おわりに:考えて、お客様と距離を縮めよう

    絵コンテは、ただの「準備」じゃない。
    考えること、手を動かすこと、心を込めることで、
    お客様との距離を縮められる最強のツールになります。

    ぜひ「作家脳」で、絵コンテを描いてみてください。