映像業界でも、そろそろザワつき始めている。
そう、Sony FX3 Mark II(仮)の話だ。
2021年に登場した初代FX3は、スチル機の延長線とは一線を画す、Cinema Lineとしての格付け”が与えられたコンパクトシネマカメラ。
同じセンサーを積んだα7S IIIと比較しても、印象はまったく異なる。
あえて言うと、FX3は「映像制作者のエゴ」を満たす設計だった。
実際、FX3はMVやドキュメンタリー、YouTubeコンテンツから小規模CMまで、現場のサイズ感問わず使われるようになった。
たとえばサカナクションのMV(『ショック!』)にも採用されており、プロの現場でもその存在感はしっかり示されている。
なぜFX3が支持されたか
α7S IIIと同じセンサーを積んでいながら、FX3には**“スチルカメラではない”というビジネス的な安心感**がある。
クライアントによっては、「なんか写真機で撮ってるように見えるの、ちょっと…」と渋い顔をするケースもある。
そういう現場では、“Cinema Line”と名のつくFX3のほうが説得力を持つ。
このあたり、画質だけでは語れない**「映像制作者のこだわりやプライド」**が透けて見える。
つまり、FX3はカタログスペック以上に、“姿勢”で選ばれてきたカメラなのだ。
FX3 Mark II──現在出ている噂まとめ(2025年6月時点)
複数の海外メディア・リーカーによると、以下のような情報が出始めている。
出典:
- SonyAlphaRumors(SAR)
- Mirrorless Rumors
- 一部YouTuber系リーク(Gerald Undone、CineD など)
🔍 主なリーク内容:
- 新型センサー搭載(噂)
→ 依然として4K中心だが、6Kオーバーサンプリングが視野に入ってきている。 - 放熱設計の見直し
→ 初代FX3で指摘されていた「熱停止問題」に対する改善。 - UI刷新、タッチ操作性の向上
→ FX6やFX30に近い操作性を目指しているという情報あり。 - 動画機能のさらなる強化
→ 特に注目されているのが、**「内部RAW収録」**への対応。
これは仮に実現すれば、Z CAMやBlackmagicに近い運用が可能になり、
業務用カメラとしての立ち位置がさらに強化される。 - 価格帯は据え置き or 若干上昇?
→ 現行FX3の市場価格を維持したまま、上位機との差別化を図る可能性も。
FX3 Mark IIに期待すること
個人的な話になるが、もし内部RAW(CinemaDNGやProRes RAW)収録が可能になったら、FX3 IIは“小型プロ機”のベンチマークになるだろう。
これまでAtomosや外部収録が前提だった人たちにとって、よりミニマルで現場投入しやすいカメラになる。
また、モニター周りの設計改善や、XLRハンドルの軽量化、USB-C給電の安定性強化など、「地味に助かる系」の改良にも期待したい。
まとめ
FX3は、“スチル機で動画を撮る”ことにモヤッとする現場において、
Cinema Lineというブランドと共に、「これはちゃんと“動画のため”に作られたカメラです」と証明してくれた存在だ。
Mark IIが登場すれば、
その意志を引き継ぎつつ、どこまで業務用に踏み込んでくるのか。
機材にテンション上がるのは制作者の性だし、
クライアントが何も言わなくても、カメラひとつで現場の空気は変わる。
そういう意味で、FX3 Mark IIは、
単なるスペック進化だけじゃない、“現場における意味”を問われるカメラになりそうだ。







コメントを残す