若手ディレクターの独り言

Ramblings of a Young Director

営業能力0から大手企業との契約を取ったカメラマンの小言

企業PR 撮影 依頼┃映像 制作 カメラマン フリーランス┃スタジオ経営┃大阪・神戸

なぜ最近のブランドVPは広角レンズを多用するのか?

最近、どの映像作品を見ても「広角」ばっかり使われてるなと感じる。
背景までしっかり写ってて、空間の広がりがあって、なんか「今っぽい」。

でもなんで、こんなに広角が多用されるようになったんだろう?

ひとつは単純に画のインパクト。広角でグッと寄れば、顔も歪むし、手前の被写体がドーンと大きく写る。これが“迫力”になる。
さらに、狭いロケ地でも“抜け”が出せる。とりあえず広角つけとけば、狭い部屋でもなんとなくサマになる。またモデル撮影に置いては歪がスタイルを良く見せることもある、僕は5年程前に毎月東京の池袋・高円寺・下北で古着メディアの撮影で1日に5店舗モデル別で撮影する仕事があったが、担当者からは「もっと歪ませて!」と言う声が多々あったくらいだ・・・。

もうひとつは撮影スタイルの変化
カメラが軽くなり、ジンバルや手持ち撮影が当たり前になると、被写体との距離が物理的に近くなる。その結果、広角が“ちょうどいい”画角になる。
寄って動いて、抜けて。そんな映像がテンポよく繋がると、観てる側も心地いい。

で、最近あらためて思うのが、
時代の流れとして、SNSの影響が大きいんじゃないかってこと。

インスタ、X(旧ツイッター)、TikTok…。
今のコンテンツは「とにかく短くて刺激的」が求められてる。
みんな忙しいし、動画をじっくり観る時間もない。そんな中で、1カットに情報がギュッと詰まっている広角の絵は、自然と目を引く。
背景、人物、感情、空間——それらが一発で伝わるから、見た人に強い印象を残せる。

つまり、広角の多用は”刺激に飢えた現代人”と相性がいいってことなんだと思う。

画角も表現の一部。引きと寄り、望遠と広角、静と動。バリエーションがあるから映像は面白い。
なぜ広角?が言えるクリエイター・ディレクターで居たいなと思う。

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